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毎年3月に中国上海で開催する「SEMICON China 」は、業界最大規模の展示会として、ここ数年注目度が高まる一方です。今年も、AIを核とした技術革新、グリーンマニュファクチャリング、産業連携が三大テーマとなり、半導体業界の未来像を示す重要なイベントとなります。

 

株式会社コンスタンス(東京・千代田区)と中国・上海市のインキュベーターである新微創源孵化器は2025年3月27日に開幕するSEMICON China に合わせ、日本、中国、シンガポールのIOT・AI産業を始めとする先進技術を持つ企業を対象とした企業交流会を上海市で開催します。合わせて、新微創源孵化器の立地する上海智能伝感器産業園や、著名な産業用溶接ロボットメーカーである杭州本社などを訪問します。



 

プログラム1.【中国・日本・シンガポール三者連携交流会】(3月27日) 開催概要

1. 日程:2025年3月27日(木)


2. 会場:上海新国際博覧センター(上海市浦東新区)


3. 対象:日本、中国、シンガポールのスマートセンシング産業などの先進技術に関心を持つ企業等


4. 費用:無料


5. プログラム:

1

09:00-10:30上海新国際博覧センター

SEMICON China会場入場  展示会ガイド+視察

https://www.semiconchina.org/zh

2

10:30-12:00上海浦东嘉里大酒店, 上海厅 3

2025 グローバル半導体産業戦略サミット:SEMI産業イノベーションフォーラム(SIIP)パネルディスカッション(中国語/英語の同時通訳)

Topic: The Evolving Semiconductor Supply Chain: Bottleneck, Risk, and Management(半导体供应链瓶颈探讨)

https://www.semiconchina.org/zh/1443

3

13:30-16:30

企業商談会

4

18:00-21:00

晩餐会・【中日新】三者連携交流会

 

6. 企業商談会参加企業(今後追加等を予定しています)

(ア) シンガポール企業

  ① 金融テクノロジー企業

 ② 企業向けクラウド・コンピューティングの革新的リーダー

  ③ 電動機、発電機、変圧器、配電・制御機器メーカー

 ④ 人工知能(AI)テクノロジー企業

  ⑤ 人工知能スタートアップ

  ⑥ 革新的な遺伝子治療に注力するバイオテクノロジー企業


(イ) 中国企業

① アプリケーション指向のマルチセンサー・プラットフォーム

  ② ミリ波レーダーチップ開発者

  ③ 赤外線サーモパイルセンシング、CMOS-MEMS技術開発企業

  ④ ハイテク資源探査サービス・プロバイダー

  ⑤ ハイエンドMEMSチップ設計・加工企業


7. 特徴:

(ア) 精度の高いマッチング:「中日新企業協働ハンドブック(技術要望表・企業名鑑)」を配布、翻訳イヤホンでコミュニケーション支援。


(イ) 効率的フォローアップ:名刺交換+要望表による意向記録、主催者側がフォローアップ。


(ウ) 上海など中国現地からの参加も歓迎します。

 

8. 主催:新微創源孵化器 (担当:Sunny Cheng   sunny@shiotpark.com


9. お申込・お問合せ方法:本ご案内末尾の申込書をご記入の上、株式会社コンスタンス宛てにメールにてお送りください。 (担当:岩田  iwata@constance.solutions  090-8472-7313)


プログラム2.【~SEMICON China2025次世代産業交流ミッション~ 】

開催概要上記プログラム1.【中国・日本・シンガポール】三者連携交流会を含む、3日間の企画となります。

1. 日程:2025年3月27日(木)~ 3月29日(土)


2. 3月27日(木) 上海市内5つ星ホテル宿泊

1

09:00-10:30上海新国際博覧センター

SEMICON China会場入場  展示会ガイド+視察

https://www.semiconchina.org/zh

2

10:30-12:00上海浦东嘉里大酒店, 上海厅 3

2025 グローバル半導体産業戦略サミット:SEMI産業イノベーションフォーラム(SIIP)パネルディスカッション(中国語/英語の同時通訳)

Topic: The Evolving Semiconductor Supply Chain: Bottleneck, Risk, and Management(中国語:半导体供应链瓶颈探讨)

https://www.semiconchina.org/zh/1443

3

13:30-16:30

企業商談会

4

18:00-21:00

晩餐会・【中日新】三者連携交流会

 

3月28日(金) 上海市内5つ星ホテル宿泊

1

午前上海市嘉定区皇慶路333号

上海智能伝感器産業園視察試作工場:国家スマートセンサーイノベーションセンター、8インチセンサーの試験製造ラインにより、センサーチップの研究開発とサンプル製造が可能。共有検査プラットフォーム

2

午後

新微創源入居企業訪問訪問企業:安必軒、矽傑微電子

3月29日(土)

1

午前浙江省杭州市萧山区

Hangzhou Kaierda Welding Robot Co., LTD(凱爾達焊接機器人股份有限公司)視察

2

午後

西湖文化体験+中日文化融合「企業大航海」交流

夜 上海市内帰着、解散


3. 参加費用:10,800元/人(国際線航空券は別途ご負担、ご準備ください)。

費用に含まれるもの:5つ星ホテル宿泊(2泊)、入場チケット、専用車送迎、企業マッチング、通訳サービス。


4. 対象者:日本、中国、シンガポールのスマートセンシング産業などの先進技術に関心を持つ企業等。上海など中国現地からの参加も歓迎します。


5. 主催:新微創源孵化器 (担当:Sunny Cheng   sunny@shiotpark.com


6. お申込・お問合せ方法:本ご案内末尾の申込書をご記入の上、株式会社コンスタンス宛てにメールにてお送りください。 (担当:岩田  iwata@constance.solutions  090-8472-7313)

参考資料

(ア) SEMICON China概要‌SEMICON Chinaは、1988年の初開催以来、数十年にわたる発展を経て、世界最大規模かつ最も影響力のある半導体産業展へと成長し、業界を象徴するイベントとして確立されています。チップ設計・製造・パッケージング・テスト・装置・材料・太陽光技術・ディスプレイ技術など産業チェーン全体を網羅し、数千の新製品・新技術・ソリューションを展示する業界の最高峰プラットフォームです。

■2025 SEMICON China 基本情報

① 日程:2025年3月26日~28日

② 会場:上海新国際博覧センター

③ 展示面積:90,000平方メートル

④ 出展社数:1,100社以上

⑤ 対象分野:ウェハー製造、パッケージング・テスト、化合物半導体EDA/IP・設計サービス、自動車用半導体など。


(イ) 運営事務局の紹介

① コンスタンス概要 (https://www.constance-solutions.com/ja)株式会社CONSTANCEは、日本で唯一の中国人女性中小企業診断士である王淅(ワンシー)が2022年8月に東京都に設立し経営コンサルティングを主なサービスとして業務展開中。2014年から2019年3月まで、日本貿易振興機構(JETRO)海外投資常駐アドバイザーとして、上海現地で日本企業の対中投資促進を担当し、日本企業の中国ビジネスを数多く支援しました。この度、王淅と同社ディレクターを務める岩田健(中小企業診断士&MOT資格保有)が率いるチームが新微創源のスタートアップ企業の立場に立ったビジネス支援に共感し、日本企業と中国企業のWin-Winとなる関係づくりを伴走支援で取り関わります。


A. 我々の強み・特徴中小企業診断士ならでの高い経営提案力をバックに、日中のビジネスコラボレーション分野では第一線の実務経験を積みました。クロスボーダーの知見力、専門性、行動力は、弊社の特徴です。

B. ビジョン日中企業にとって、海外のチャンスを成長に取り入れる"海外進出(第二次創業)" 分野で最も頼れる仕掛け人になります。

C. チーム創業者と経営層は、日本の政府機関と大手企業で勤務経験を積みました。日中の商文化だけでなく、産学官の慣行も熟知しているエキスパート集団です。


②新微創源孵化器(新微創源インキュベーションセンター)概要同センターは、上海新微科技発展有限公司が2014年に設立した研究機関連携型イノベーションシステムを基盤とする重要技術成果事業化プラットフォームです。上海市嘉定区の研究機関が生み出すコアテクノロジー成果の事業化に特化し、主にIOT領域に焦点を当て、自動車用チップ、ライフテクノロジー・ヘルスケア、産業応用シーンなど先端技術分野をカバーしています。専門性・国際性・ブランド力を軸に戦略を展開し、独自のイノベーション拠点を構築。2023年11月には、上海市政府から「上海市高質孵化器」に選定されました。2024年末現在、新微創源は累計200社以上の企業を支援。矽睿科技、矽杰微电子、烨映微电子をはじめ、遺伝子検査の驷格生物、精密医療機器の迈振科技など、コアテクノロジーを持つ優良企業を輩出。特に赋同科技は2022年「全国ディスラプティブテクノロジーコンテスト」優秀賞、迈振科技は2024年同コンテスト最優秀賞を受賞しています。国際展開では、シンガポール・スイス・フィンランド・英国に海外拠点を設置し、現地企業との連携を通じてグローバル市場への橋渡しを推進。革新的プロジェクトの海外展開支援やクロスボーダー協業機会の創出により、国際的なイノベーションエコシステムの構築に貢献しています

 

(ウ)上海智能伝感器産業園概要嘉定区は上海市の集積回路産業における「一体両翼」レイアウトの「北翼」に位置するエリアで、スマートIOT関連企業460社以上、ハイテク企業150社以上が集積し、産業規模が約1000億元に達し、927件の発明特許を保有しています。上海智能伝感器産業園は上海市の第1陣である26の特色産業園の一つとして、IOT技術と産業チェーン全体の高度応用に特化し、5大プラットフォームを中核にサプライチェーン全体を集約。企業の成長を支える包括的な産業エコシステムを形成しています。

 
 
 

更新日:2024年11月27日

中日(成都)地方協力発展モデル区の紹介と推薦







四川省成都市というと、かわいいパンダや、三国志の蜀の都、四川料理の発祥地というイメージがまず浮かび上がります。それから、住みやすい環境に惹かれて、近年、若者の移住者が増えているため、ゲームや漫画などクリエイティブコンテンツの発信地の存在感も増しています。




一方、成都市は先進製造業の集積地という一面もあります。代表的なエリアは、成都市高新区です。



高新区は以下の特徴があります:

1.電子部品や医療器械の研究開発&製造レベルは、中国の中でも上位にあります。


2.中国中央政府に認定された「中日地方発展協力モデル区」の一つであり、日本企業の進出と日中のコラボが盛んな地域です。代表例は、フレキシブルパネル分野で出光興産とBOE(京東方)のコラボです。出光興産が2018年に進出を決め、BOEとコラボレーション事業を成都市高新区で進めています。最近、出光興産が成都工場に増資し、中国本社を成都市高新区に設置するような動きがあります。


3.中国西南部の交通中心です。北京と上海と同等のダブル空港を持っているほか、特筆すべきは、欧州に直通する「蓉欧鉄道」の始発駅がここにあることです。冬でも運行するこの鉄道は、国際貿易のもう一つのルートの役割を発揮しています。


11月27日(水)の推薦会では、成都市高新区のトップを始め、イノベーション主管の幹部が来日してそんな「成都」をご紹介します。合わせて、これまで成都と交流を深めている日本の政府機関や企業の代表者も登壇します。


是非、最新の中国内陸部に関する情報収集と人脈づくりのためにご参加ください。


日時:2024年11月27日(水)14:30~17:00(日本時間)

会場:東京都中央区八重洲1-8-16 新槇町ビル1階 TKP東京駅カンファレンスセンター (JR 東京駅 八重洲中央口 徒歩1分)


内容:

・挨拶:成都市高新区 副書記 盧 鉄城

・挨拶:公益社団法人 科学技術国際交流センター 理事長 沖村 憲樹 様


・成都市高新区経済環境紹介 成都高新区科学技術イノベーション局 副局長 朱 吉祥

・中日(成都)地方発展協力モデル区について

成都高新区国際協力商務局 国際協力処 処長 肖英


・日本企業発表

・一般社団法人アクション5 代表理事 福田 高幹 様 (元 在上海日本国総領事館経済部長)

・株式会社アルプス物流 第一営業推進部 部付課長 岩前 秀 様


主催:成都市高新区政府

実施:株式会社コンスタンス


申込:https://forms.gle/eefjhkxordo3LKk3A 下記QRコードからも移動できます


     (成都市高新区に建設された日中交流イベント会場「中日応接間」)


中国の沿岸部と比較して、成都市のビジネス環境上の優位性は以下の点にあります:


1. コスト競争力:

成都市は、北京や上海、深圳など沿岸部に比べて、オフィス賃料、労働力、生活費などのコストが低いため、特に、中小企業やスタートアップにとっては、低コストで事業を始めやすい環境が整っています。


2. ハイテク産業の成長ポテンシャル:

IT、AI、バイオテクノロジー、新エネルギーといったハイテク産業が沿岸部に匹敵する位成長しており、また、ゲームなどのクリエイティブ産業の成長も目立っています(例:テンセントのゲーム制作スタジオがここにあり、いろんなヒット作をリリースしました)。


3. 豊富な人材プール:

数多くの大学や研究機関があり、さらに、生活コストの低さからも多くの若手人材が定着しやすい環境にあります。


4. 内陸物流と国際貿易ハブとしての地位:

内陸部から中央アジアやヨーロッパへつながる重要な物流拠点として、ヨーロッパへの直通鉄道「蓉欧鉄道」をはじめとする国際物流ルートの整備により、「内陸のフロンティア」と言われているぐらい、ここから海外(東欧、中欧など)市場向けの貿易も展開しやすいです。


5. 政府支援とインセンティブ:

海外企業の数は沿岸部より少ないため、政府は外資企業のことを大事に思っています。いろな支援策が充実しており、沿岸部と比べて企業がより高いインセンティブを得やすいです。


6. 日本との関連性や都市の魅力:

豊かな食文化や観光資源があり、沿岸部都市の忙しい雰囲気と比べてリラックスした生活環境です。また、三国志の食の都や、四川料理の発祥地、さらにパンダの「故郷」でもあり、成都市は、一般市民でも日本と共有できる話題が多く、多くの若者が日本に憧れの気持ちを持って日本文化に接する傾向にあります。


(成都市内一番の繁華街「春熙路」には有名ラグジュアリーブランドの店舗が立ち並んでいる)


(成都市のシンボルで、市の花とされる「芙蓉」は秋ごろに咲いてくる)

 
 
 
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